2010年7月5日

コンクール練(3)

てやー(・∀・)ーん!

コンクールまであと一週間切りました(・ω・´)
練習もラストスパート!
今週は毎日練習で大変ですが、なかなかしっかり頑張りましょう。
体調崩さないように気をつけてね。

今日は木管・金管・パーカッションのセクション練でした。
クラリネットは基礎練のあと、土日の総復習みたいな感じでした。
やっぱり高音のピッチ合わせるのは難しいですねー。
リンダちゃんがずっと難しい顔してました(`仝´)
小講義に場所移そうと思ったらどの部屋も人がいてびっくり!
その件はノックもせずに失礼しましたmmm


そ し て
今日は練習メモだけでなく、はじめのミーティングでさき先輩が仰ってた

「丁寧な音楽」

についてご講義頂きました!
あーやん的レポですが、かなり興味深いお話でしたので
直接じっくり聞いてみたほうがいいかも!(・∀・)


まず、音楽はストーリーです。
演奏者である私たちはそのストーリー、つまり楽譜を
朗読、演奏することで観客にその感動を伝えることができます。

ドラマはテレビを通して視聴者に、
本は文章を通して読者に作者の気持ちを伝えるように、
音楽は私たち、演奏者を通し、そして音を通して観客に思いを届けます。


音楽を本に例えるなら、それぞれの役割は次のようになります。

・メロディ=文字
 ピッチやタテは印刷の美しさです。
 文字が汚いと読みづらいように、メロディのピッチやタテが汚いと聞きづらいです。
 さらに、文字が並ばないと文章として成立しません。
 音一個一個をきれいに並べて、歌にしましょう。
・ハーモニー、きざみ=紙
 紙がぼこぼこしていたらきれいに印刷できません。
 紙のぼこぼこはやはりピッチやタテです。
 また、茶色かったりしていたら文字が読めません。
 真っ白い上質な紙になってメロディである文字を見せて上げて下さい。
・効果音=挿絵
 効果音って言うのはパーカッションだったり、クラの連譜だったりです。
 挿絵は目立ちすぎたり、文章にそぐわなかったりしたら台無しですが、
 本に花を添える素敵な役どころです。

自分だけでなく、みんなの役割を意識してみるとよりよい音楽が作れそうです^^


また、先生もよく仰っていますが、「最初と最後が大事!」です。
物語を話し始める時に「むかしむかし、あるところに...」と言って始めるのと、
「ちょっと前の話なんだけどさー...」で始めるのでは全く気持ちの入れようが違います。
観客の興味を惹くにも最初が肝心です。
それから、終わりも「幸せになりました。めでたしめでたし。」と
「まーなんとかいい感じで終わったよ。」でも全然違います。

ですが、いくら「最初と最後が大事」といっても、やっぱり中身も大変重要です。
特に六宿は映画を見た方は分かると思いますが、
ハッピーエンドまで、途中辛いことや苦しいことがあります。
だからこそ最後のハッピーエンドが引き立つのです。

また、最近よく注意されてるメロディの受け渡し、特にうちなーですが、
物語が繋がらないとちんぷんかんぷんです。
今の私たちはもっと接続詞を選ぶべきです。
また、受け渡しの際の音の処理は文章で言う句読点です。
適切に打てば、より読みやすい文章ができます。


最後に、物語のクライマックス、曲の山場を作りましょう。
単調な物語は面白くありません。
スコアを見れば、音量から山場が推測できます。
たいていラストにありますけどね(^m^)
みんなもっとスコアを活用しましょう!


以上です(`・ω・´)

丁寧さって意識一つで変わるとあーやんは思います。
そのためにはやっぱり人によって違うかもしれない
「丁寧さ」って感じ方をどんなものか知るといいんじゃないかな。
それに、みんなそれぞれの考え方がわかると、
もっと「心一つ、音一つ」になれるはず!
今回は部長であるさき先輩の思いでしたが、
「私はこんな音楽にしたい!」「音楽ってこんなものだと思う」
って思い、遠慮せずがんがんみんなに発信しましょう!
ちなみにあーやんは「楽しく仲良く」が音楽だと思ってます 壁‖・ω・)


Cl.あーやん